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Boundary 目には見えない境界線

浪江町の砂浜から福島第二原発を撮影した写真、日本国内全ての原子力発電所周辺で採集した石、

メキシコのラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石

巷房(東京)

2019

石はいつも私達の身直にあり、昔から道具として使われることもあれば、ときには石神として信仰の対象として祭られることもある。石には人を引きつける力があるのだろう。私は河原や海岸でよく石を拾うことがあるが、みな同じように見える石も、じつに表情が豊かであり、一つとして同じ形の石を見つけることは出来ない。また拾う場所によっても形・色・模様・重さ・肌触りが違うことがよく分かる。私はその無数の石の中から幾つか選び、それを模刻する。福島第一原発事故後、再稼働を始めた原発をはじめとする日本国内全ての原子力発電所の周辺で石を採集して歩いた。この作品は以前より制作を続けている「模石」シリーズで、北は北海道の泊原発から南は鹿児島県の川内原発まで全ての原発付近で採集をした小石を、私の暮らすベラクルス州にあるメキシコ唯一のラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石を使って模刻をした。

模石 / 福島

福島県富岡町と浪江町の海岸で採集した石、メキシコのラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石

EMON photogallery(東京)

2019

福島第一原発と第二原発付近は未だに帰還困難区域になっており、JR常磐線も富岡駅と浪江駅の間の区間は不通になっている。この「模石」は富岡町と浪江町の海岸で採集した小石を、私の暮らすベラクルス州にあるメキシコ唯一のラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石を使って模刻をした。

石景stone view-ラグナベルデと高浜を歩いて

福島県富岡町と浪江町の現在の写真、福井県高浜原発付近で採集をした石、メキシコのラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石

+1art(大阪)

2018

福島第一原発事故後、再稼働を始めた関西電力の高浜原発付近で採集をした小石を、私の暮らすベラクルス州にあるメキシコ唯一のラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石を使って模刻をした

再-futatabi-

鹿児島県川内原発付近で採集をした石、メキシコのラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石

ギャラリープント創形美術学校(東京)

2017

福島第一原発事故後、2015年8月11日に一番最初に再稼働を始めた九州電力の川内原発付近で採集をした小石を、私の暮らすベラクルス州にあるメキシコ唯一のラグナベルデ原子力発電所付近で採集した石を使って模刻をした

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